A評価:ソニー損保口コミ評判レビュー~品質重視&シェア1位の安定感

インターネット自動車保険売上ナンバーワン!

そんなCMフレーズでおなじみなのがソニー損保の自動車保険です。

1999年に日本企業としては最も早くインターネット自動車保険(ダイレクト自動車保険)の販売をスタートさせて、長くシェア1位の座を維持し続けています。

過去には損保業界としては初めて休日に平日同様のサービスセンターを設置するなど、それまでなかった数々の画期的なサービスを打ち出してきており、日本のインターネット自動車保険の代表的存在です。

その最大の特徴は、価格競争になりがちなインターネット自動車保険において安さよりも納得感のある保険料を目指して品質重視の姿勢を打ち出している点にあります。

実際、ソニー損保はインターネット自動車保険の中ではやや高めの保険料ながらも、事故対応やロードサービスが充実して高い評価を受け続けています。

全体的なバランスとして優れているため、当サイトでもおすすめのA評価としています。

インターネット自動車保険を考えるならぜひ検討してみたいこのソニー損保の自動車保険。そのメリット、デメリットはどこにあるのでしょうか?他社と比較して見えてくる違いとは?

以下に説明します。

(最終更新:2024年10月)

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主な補償内容と評価

まず、主な補償内容と口コミ評判、当サイトの評価は以下のようになります。

  • 走行距離による保険料区分:あり(7区分)
  • ネット割引:新規12,000円、2年目8,000円、3年目以降4,000円
  • 特約:8種類(1種類が自動セット)
  • 事故の初期対応時間:平日・土日ともに0時~20時(時間外対応あり)
  • 事故処理拠点:9地域
保険料の安さ事故対応力事故現場急行サービス総合評価
あり

SNSにおけるソニー損保の評判、口コミまとめ ※Microsoft Copilotを使用

サービスの質: 多くのユーザーがソニー損保のサービスが迅速であると評価しています。特に、保険金の支払いに関してはスムーズであるとの声が多いです。

料金の競争力: 一部のユーザーは、ソニー損保の料金が他の保険会社に比べてリーズナブルであると感じています。特に、長年の顧客には特別な割引が適用されることも評価されています。

カスタマーサポート: カスタマーサポートの質については意見が分かれています。一部のユーザーはサポートが迅速であると感じていますが、他のユーザーは対応が遅いと感じていることもあります。

オンラインサービス: オンラインでの手続きが簡単で便利であるとの意見が多いです。特に、車両情報の更新やクレームの申請がオンラインでできる点が評価されています。

自動車保険(任意保険)の基本的な内容はどこでもほぼ共通ですので、メインである4種の保険セット(対人賠償、対物賠償、人身傷害、車両)はソニー損保と他社に大きな違いはありません。

当サイトおすすめプラン

対人賠償保険:無制限
対物賠償保険:無制限
人身傷害保険:3000万円
搭乗者傷害保険:不要
車両保険:状況によって必要

必要な特約
★弁護士費用の補償
★対物超過修理費用の補償
★ファミリーバイク特約(原付バイク所有者のみ)

※「無保険車傷害保険」と「自損事故保険」は自動セットされるので検討対象外。

参照 結論!安い&安心重視のベストな自動車保険プランとは?

特約(有料オプション)についてはソニー損保の場合、相手の車の修理代補償をより充実させる「対物超過修理費用特約」がまず自動セットされます。

当サイトですすめる最低限必要な特約は「弁護士費用の補償」「対物超過修理費用の補償」ですので、ソニー損保で契約するなら「自動車弁護士費用特約」もつける必要があります。

原付バイクに乗るなら「ファミリーバイク特約」も必要となりますが、それ以外は必須と言えるものはないので、ここは契約者の意向次第となります。

参照
ローコスト&最低限で備えるなら自動車保険に必要な特約は二つだけ!

全体としてソニー損保の基本補償や特約はスタンダードな内容となっており、シンプルでわかりやすくまとめられている点も好印象です。

ウェブサポートサービスを評価する国際機関HDIから最高の三つ星評価を受けていることなどからも、わかりやすく丁寧な体制が組まれていることが見て取れます。

以下に、インターネット自動車保険でも最も重視すべき「保険料の安さ」「事故対応力」に重点を置いてソニー損保を他社と比較評価します。

保険料の比較

ソニー損保の保険料を他社と比較すると価格勝負のSBI損保などに比べるとやや高くなる傾向にあることがわかります。

【インターネット自動車保険 保険料の安さランキング2024】

会社名評価
SBI損保
チューリッヒ
楽天損保
三井ダイレクト
おとなの自動車保険
ソニー損保
アクサダイレクト
イーデザイン損保

当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査

大手の代理店型損保に比べればソニー損保は安いほうですが、インターネット自動車保険としてはやや高めになりがちなので、単純な価格勝負では不利と言わざるをえません。

ただし、ソニー損保は以下に述べるように割引の仕組みが充実しているので、車を使う頻度が少ない方にとってはそれほどのデメリットとはならない可能性もあります。

「走ったぶんだけ保険料」が最も充実

ソニー損保の保険料の特徴として挙げておきたいのが「走るぶんだけ払う」、つまり走行距離による保険料区分の充実度です。

年間走行距離によってリスクを判定し、保険料を区分するという「リスク細分型」の仕組みは他社でも多く取り入れられていますが、ソニー損保にはさらに優れた特徴がふたつあります。

走行距離区分が多い

走行距離による保険料区分の数は損保会社ごとに3~8区分と分かれていますが、ソニー損保はその中でもトップクラスに多い7区分となっています。

※年間走行距離による保険料区分

  • 3,000km以下(最も安い)
  • 5,000km以下
  • 7,000km以下
  • 9,000km以下
  • 11,000km以下
  • 16,000km以下
  • 無制限

つまりより細かく契約者のニーズに合わせた設定が可能であるということです。

「くりこし割引」「こえても安心サービス」の充実度

年間走行距離によって保険料を決めた場合、どうしても気になるのが「走行距離が予定オーバーしたらどうしよう」という点です。

ソニー損保の場合は「こえても安心サービス」により、予定走行距離を超えても追加の支払いは発生しません(ただし翌年の契約は超えた距離区分での契約が必要)。

また、申告した予定走行距離に満たなかった場合は「くりこし割引」により、足りなかった走行距離のぶんの保険料を割り引いて翌年の保険料にあてることができます。

このあたりの配慮が行き届いた仕組みはソニー損保の「安さよりも納得感のある保険料」の姿勢が表れていると言えるでしょう。

安定の事故対応力&ロードサービス

そして、ソニー損保で最も注目したいのが事故対応力です。

ソニー損保の事故対応力とロードサービスは他社と比較しても充実しておりトップクラスの水準にあります。

かつてインターネット自動車保険は「安いけど事故対応力が弱い」という評価を受けがちでしたが、近年のソニー損保は代理店型の自動車保険と比較しても高い評価を受けるようになってきています。

【インターネット自動車保険事故対応力ランキング2024】

事故対応力事故現場急行サービス
ソニー損保あり
イーデザイン損保あり
アクサダイレクトなし
おとなの自動車保険あり
チューリッヒなし
三井ダイレクトなし
楽天損保あり
SBI損保なし

当サイトのランキングの根拠と参考:価格.com保険料満足度ランキング、オリコン価格調査ランキング、週刊ダイヤモンド保険特集、JDパワー自動車保険満足度調査

ソニー損保では1つの事故に対して1人の専任担当者とサポートチームが事故を担当する「1事故1担当者+チームサポート制」をかかげています。

事故処理拠点地域もインターネット自動車保険としては多い9地域(札幌、仙台、品川、蒲田、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡)となっており、これは事故対応体制の充実を示すものとして評価できます。

事故解決までの流れを直接会って説明する面談急行サービスも強みのひとつです。

実際に事故にあった時の初期対応時間は基本的に平日・土日ともに0時~20時までとなっていますが、実際にソニー損保に問い合わせると「緊急対応が必要な際には時間外でも応じます」とはっきり述べています。

つまり、インターネット自動車保険で特に重要な初期対応が24時間365日体制で整えられているということであり、ここも他社より充実した体制となっています。

参照
ソニー損保の事故対応(初期対応)は24時間365日だった!

そして近年ではセコム損保と提携して「セコム事故現場かけつけサービス」も導入しており、これも大きなメリットとなっています。

「セコム事故現場かけつけサービス」とは?

「セコム事故現場かけつけサービス」とは、日本のセキュリティ業界ナンバーワンの拠点数(2,800ヶ所)を持つセコムとソニー損保が提携して、契約者が事故を起こしたときに即座にセコムのスタッフがサポートに駆けつけるというサービスです。

具体的には「事故状況のヒアリング」「現場のカメラ記録」「救急車、レッカーの手配」などを行います。

セコムのスタッフは事故の当事者ではないため、示談交渉などは行いません。

しかし、事故で気が動転しそうになったときに助けを借りてその場で必要な行動を的確に行うことが可能となります。

事故の相手がややこしい人だった場合に理不尽な要求をなるべく防ぐなどの効果も期待できます。

何より「事故現場に自分の味方がすぐ駆けつけてくれる」という心強さは事故に不慣れな初心者ドライバーや、女性ドライバーにとっては特にありがたいものでしょう。

インターネット型、代理店型を含めてこうした事故現場急行サービスを提供している損保はまだ限られており、自動車保険を比較、選び分けていくうえで大きな要素のひとつになります。

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ソニー損保のこうした体制は実際に顧客の事故対応満足度にもつながっており、オリコン、価格ドットコム、JDパワー社など異なる第三者機関による調査で総じて高い評価を受けています。

ロードサービスについても、無料レッカー距離100km、バッテリー上がりの回数無制限対応、帰宅宿泊費の負担などトップクラスに充実した内容となっています。

イーデザイン損保や三井ダイレクトなどのように国内大手損保グループのノウハウやネットワークを背景にしているわけでもなく、チューリッヒやアクサなど外資系の後ろ盾があるわけでもないのに、これだけ充実した品質を実現して高い評価を受けている点はさすがに「インターネット自動車保険のリーディング・カンパニー」と呼ばれるところと言えるでしょう。

ソニー損保のデメリットとは?

逆にソニー損保のデメリットを挙げるとすれば、やはりインターネット自動車保険の中では割高となりやすい保険料でしょう。

例えば「車は日常的には乗らないので最低限の補償でいいから、とにかく一番安い自動車保険に入りたい」と考える場合にはその希望に当てはまらない可能性が高いです。

またこれはソニー損保だけに限らないのですが、年間走行距離によって保険料が変動するタイプの自動車保険の場合は走行距離が長くなるほどより割高となる傾向があります。

特にこの傾向は1年1万キロ以上を走らせるようなケースで顕著です。

長距離ドライバーの方であれば気をつけたいポイントと言えます。

インターネット自動車保険シェアNo.1の安心感

少しずつ広がりを見せているインターネット自動車保険ですが、全体のシェアとしてはまだ代理店型より小さいものとなっています。

このあたりは格安スマホなどとも似ており、今後世間に浸透していくまでの経営的な課題も少なくないとされています。

撤退を決めたアメリカンホームダイレクトや、セゾン「おとなの自動車保険」と統合することになったそんぽ24など、まだ業績として安定しないところも少なくありません。

一方、現在ソニー損保はインターネット自動車保険でシェア、売上ナンバーワンという実績を持っています。

「安さ」を求めすぎずにきちんと安定したサービスを提供しようとする姿勢も好印象です。

業績が安定していますので、安定して長いお付き合いができるというのもソニー損保のメリットに挙げられるでしょう。

まとめ~どんな人がソニー損保を選ぶべき?

インターネット自動車保険のリーディング・カンパニーとして、充実した品質を納得感のある保険料で提供して好評価を得ているソニー損保。

事故対応やサービスの充実度を重視す方ならぜひ選択肢に入れておきたいところです。

事故対応力を最も重視する当サイトの方針にも一致しているため、A評価と高いランキングづけとしています。

他のインターネット自動車保険よりはやや割高となる傾向があるものの、走行距離の少ない方ならそれほど大きな差とはならない可能性も高いので、乗り換えを検討されている方はぜひ一度見積もりをとって比較されてみることをおすすめします。

当サイトの他社の比較レビュー、自動車保険ランキングもぜひご参照ください。

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