ネット自動車保険でもらい事故に強い「車両無過失事故に関する特約」があるのはここ!

「もらい事故なのに、自分の保険料が上がる?」

そんなケースがあり得ることをご存知ですか?

自分に過失がない「もらい事故」(過失割合0:100)は、原則として相手や相手の保険会社からすべての賠償金が支払われるため、自分の加入している自動車保険は基本的に無関係です。

しかし相手が自賠責保険のみで任意保険に加入していない場合には、自分の保険を使わざるを得ないケースもあり、「何で私に落ち度はないのに保険料が上がるの?」と理不尽な思いをすることがあるのです。

そうしたケースに対応できる特約が一部のダイレクト型自動車保険には存在します。

それが「車両無過失事故に関する特約」であり、現在はネット自動車保険ならソニー損保、イーデザイン損保、おとなの自動車保険、三井ダイレクト、楽天損保に付帯しています。

自動車保険を選ぶポイントのひとつとして頭に入れておきたいこの特約は一体どのようなものでしょうか?

以下に解説します。

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自分に過失がない「もらい事故」なのに等級が下がる?

そもそも、もらい事故とは自分に否がなく「100%相手が悪い」事故を指し、例えば以下のようなケースがあります。

  • 他の車に後ろから追突された
  • 自分の車が駐車・停車中にぶつけられた
  • 相手がセンターラインをオーバーして起きた事故
  • 相手の赤信号無視が原因となる事故

こうした事故の場合、自分が一方的に被害を受けているので、負わされたケガや損傷した車の修理代などは、原則として相手が100%補償しなければなりません。

しかし、相手が自賠責保険(強制保険)のみで任意保険に加入していない、いわゆる「無保険車」であった場合はどうでしょうか?

まず、ケガの補償は相手の自賠責保険からなされます。自賠責保険の賠償限度額はケガ120万円、死亡3000万円です(これも決して十分な内容とは言えません)。

しかし自賠責保険はこのケガや死亡への補償「対人賠償」のみに限られているため、「対物賠償」である車の修理代については補償されません。

つまり相手が無保険車である場合には、保険による車両損傷の補償が受けられないのです。

よって、相手の貯蓄などによる補償を受ける必要があるのですが、そもそも任意保険に入ってないドライバーほど経済的に余裕がない傾向にあるため、いざ事故を起こして自分の車両が損害を受けてもスムーズに賠償金が支払われないことも十分にあり得るのです。

しかし、自分が日常的に車を使っている場合にはなるべく早く修理をする必要があります。その時、貯蓄のみで対応しきれない場合には自分の入っている任意保険の車両保険を使わざるを得なくなります。

車両保険を使うと翌年から任意保険の等級は3つ下がることになります。さらに、現在の等級制度は3年間のペナルティである「事故あり等級」も適用されるため、より保険料の値上がり幅は大きくなってしまいます。

参照
事故車に厳しい自動車保険制度!大きな補償だけ保険を使うと考えよう

現在、任意保険に加入しているドライバーは約73%です。つまり今、道路を走っている車の4台に1台は自賠責保険のみの「無保険車」であり、「もらい事故に遭ったのに自分の保険を使うことになった」という理不尽な思いをする確率は決してまれとは言えないのです。

自動車事故で怖いのは、自分に過失がなくても事故に遭ってしまうことです。そしてこのように相手次第では相手が負うべき補償さえも自分で対処せざるを得ないケースもあり得るのです。

「車両無過失事故に関する特約」があれば等級が下がらない

「無保険車にもらい事故を起こされると、こちらに落ち度がなくても車両保険を使って等級が上がってしまうことがある」

このようななリスクをカバーできるのが「車両無過失事故に関する特約」です。

これは、もらい事故で車両保険を使っても翌年の等級に影響しない「ノーカウント事故」として扱われるという優れた特約です(ただし所定の条件を満たす必要があります)。

現在、この特約が採用されているインターネット型自動車保険はソニー損保、イーデザイン損保、おとなの自動車保険、三井ダイレクト、楽天損保です。

ソニー損保
イーデザイン損保公式サイト
セゾン公式サイト

この特約は車両保険に加入すると自動的にセットされることになっており、個別の特約料は発生しません。他社と比較した場合にこの特約は明らかに有利な点となります。

まとめ:もらい事故への強みも考慮して自動車保険を選ぼう!

「車両無過失事故に関する特約」が採用されているインターネット自動車保険は、もらい事故への対応において他社より優れています。

もらい事故の場合、自分の契約している保険会社は原則として交渉に動いてくれません(事故の当事者ではないため)。

その欠点を補うために当サイトでは自動車保険(任意保険)の最低限の特約として、もらい事故で弁護士を依頼してもその費用が補償される「弁護士費用の補償」特約をつけることをおすすめしています。

参照
ローコスト&最低限で備えるなら自動車保険に必要な特約は二つだけ!

さらにこの「車両無過失事故に関する特約」があれば、もらい事故への備えはより手厚いものとなります。

自動車保険選びで最も大切なのは、まず「事故対応力と保険料のバランス」であり、そのうえで各社の内容を吟味していく必要があります。

各社の自動車保険を比較する材料のひとつとして、この「車両無過失事故に関する特約」も参考にされることをおすすめします。

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